ブルボンのキーホルダー

ブルボンのキーホルダーは販促品として製造・制作され、現在ではブランドとして確立しています。デザインの代表的なものやコレクターの出版した書籍、日本での有名人コレクターなどのご案内をしています。

ブルボンのキーホルダー

ブルボンのキーホルダーは、1960年代に企業が自社の広告のために作られたキーホルダーです。

キーホルダーが販促品として製造・制作された歴史

キーホルダーが販促品として製造・制作されたものがフランスで1960年代に数多く出回りました。これらの企業宣伝用のキーホルダーは、世界中にコレクターがいるほど現在でも人気があります。

オリジナルキーホルダーは人気があります

1960年代に数多くの企業の宣伝用キーホルダーが製造されましたが、アクリルの素材を使用し、可愛らしいデザインのものが多いブルボン社のキーホルダーは特に人気があります。キーホルダーなのに、小さく動かのある仕掛けが作りこまれたものもあり、キーホルダーとしてはとてもこだわりのある作りになっています。

ブランド力のあるキーホルダー

ブルボンのキーホルダーは、観光地などにあるご当地キーホルダーなどと実際に現物を手にとって比較してみると、とても精巧に製造されていて、芸術品というようなブランド力のあるキーホルダーと言えます。 ブランド力のあるキーホルダーですので、キーホルダーとしては、丁寧に製造され、世界中にコレクターが多数存在しているために模倣品も数多く出回っている程です。

コレクター本も出版

「フレンチキーホルダー」の中で最も人気のあるブルボンのキーホルダーは、世界中に存在するコレクターが専門書を作るほどの人気があります。日本でもイベントが開かれたり、「ひみつのブルボンキーホルダー」などの、コレクター本も出版されています。

キーホルダーのデザインの代表的なもの

キーホルダーのデザインとしては、しずくの形の「huiles berliet」などが、ブルボンのキーホルダーの中でも特に人気あります。取引されている値段も1万円以上のものも多くあります。その他にも1960年代~70年代頃の間に、フランスで沢山の企業やおが、お互いに競い合うように沢山の種類のキーホルダーを作りましたが、ブルボンキーホルダーは人気が高く、高価な値段で売買しているものもとても多いと言えます。また、表面はつるりとした丸いデザインのものが多く、色使いが明るいのものも多くブルボンの特徴的なデザインです。企業の宣伝広告用のキーホルダー以外にも、1968年にフランスで開催された冬季オリンピックの記念品のモデルや、1969年のアポロ11号の月面着陸成功の記念品のモデルなど、キーホルダーのデザインもさまざまなものが製作されました。ブルボンは「BOURBON」と綴ります。

キーホルダー製造の終了

ブルボンのキーホルダーは、2003年に製造中止となりました。それまでの間にトータルでキーホルダーの製造された数は、数千万個もあったと言う事です。

日本でのコレクター

日本では、2005年に「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」の声優を勤め、「第62回ヴェネチア国際映画祭」にも招待された「櫻井 孝宏(さくらい たかひろ)」が有名人のなかではコレクターとして知られています。